PMSは薬で緩和することが可能|ノーモアストレスセンター

医者と看護師

月経前の苦痛軽減

外人女性

さまざまな症状

PMSという言葉は、大人の女性であれば誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。このPMSとは月経前緊張症とも言います。具体的には、女性の月経周期に合わせてさまざま症状が出ることを意味しますが、特に月経開始予定日の1週間から10日前頃に起こる症状のことをいいます。具体的な症状は、人それぞれに違いますが、頭痛や腹痛、腰痛などの痛みの症状から、浮腫みや腹部不快感などもあります。さらに、自律神経系の異常として、めまいや食欲不振、倦怠感などがあります。このような身体的な症状だけでなく精神的にも色々な症状が出る人もいます。精神的症状としては、情緒不安定で感情の起伏が激しくなったり、憂鬱になったり、漠然とした不安感に支配されたりすることもあります。これらの神経症状から睡眠障害や、不眠の症状を引き起こすこともあります。このように、PMSによって起こる症状は多々ありますが、場合によっては、何か他の病気が原因となっていることも考えられますので、専門医を受診してきちんと診断を受けることが必要不可欠です。なぜPMSというものがあるかは定かではありませんが、月経周期に合わせて変化する女性ホルモンのバランスが影響していると考えられています。また、このPMS症状は必ずしもいつも同じ症状が出るとは限りません。毎月異なった症状に悩まされる人も少なくありません。程度も一定ではなく、重かったり軽かったりと波があります。さらに、ホルモンバランスが影響している為、その症状は年齢によっても変わってくることがあります。

専門医の受診と並行

PMSは、月経前に症状が出ますが、月経の開始と共に症状が消失するという特徴があります。しかし、それだけで判断することはできません。自身でPMSを疑うことがあれば、まずは、専門である婦人科受診をすることが大切です。婦人科で正式にPMSと診断された場合に、その程度に応じた治療がなされます。軽度の場合には投薬などではなく、日常生活指導やカウンセリング等で症状が軽減することもあります。その他、漢方薬などの処方により体質改善を試みる場合もあります。それらでも足りない症状がある時には、経口避妊薬としても知られているピルを低容量服用し続けることで、女性ホルモンのバランスに作用してPMS症状を抑えることも可能です。このような、低容量ピルを服用する際には、ごく少数ながら血栓が出来やすいなどの副作用が出る事も報告されています。その様な薬の影響がないことを確認する為にも、定期的な受診が必要となります。これまでは、このような、医師の処方で手に入る薬だけでしたが、近年、PMS症状を緩和する市販の薬が開発されています。この市販薬には女性ホルモンに作用する成分が配合されており、一定期間服用することで、効果が期待されるとされています。この薬は、薬局やドラッグストアでの購入が可能ですが、具体的な症状や受診の有無などの経緯等の確認も必要な為、薬剤師のいる薬局等でのみ取り扱っており購入可能となっています。薬局で手軽に入手できる利点はありますが、専門医への受診等と並行して活用することが大切です。